開業前におさえておきたい!エステとリラクゼーションの違い

公開日:2025/03/07
エステとリラクゼーション

美容関係の仕事に興味があるけど「エステサロンとリラクゼーションサロンの違いがわからない」という人も多いのではないでしょうか。両者には似たようなイメージがありますが、大きな違いがあります。本記事では、エステとリラクゼーションの違いや、開業前に押さえておきたいポイントなどを詳しく紹介します。

エステサロン・リラクゼーションサロンそれぞれの違い

エステサロンとリラクゼーションサロンは、施術の目的と内容が異なります。以下に、それぞれに必要な資格についても解説します。

エステサロンでの施術は美容目的

エステサロンは、手技や機器などを用い、肌・身体などを施術することで美を追求する場所です。エステティシャンが顧客の肌の状態や体型、美容の悩みに合わせて施術を提供しています。

施術内容は、フェイシャルエステ、ボディエステ、ブライダルエステ、痩身、脱毛など、さまざまなメニューが用意されています。これらは、顧客の悩みや状態などの美容ニーズに合わせて選択可能です。

リラクゼーションサロンは心身をリフレッシュさせる場所

リラクゼーションサロンでは、心身共にリラックスしてもらうことを目的としています。身体面・精神面においてストレスや緊張の軽減を図るため、健康にも良い影響を与えられるでしょう。

施術内容は、もみほぐしやヘッドスパ、フットケア、カイロプラクティックなど、サロンによってさまざまです。肩コリ・首コリの改善やストレスの軽減、自律神経を整えるなどの効果が期待できます。

エステティシャンに必要な資格

エステティシャンには、特別な資格は必要ありません。美容専門学校やエステティックスクールへ通うことで、エステティシャンの専門的な知識と技術を習得できます。また、エステサロンで働きながら学ぶこともできます。

フェイシャルトリートメントやボディケアなどに関しては、民間資格を取得することで顧客に信頼感を与えられるでしょう。しかし、エステサロンでシェービングやまつ毛パーマ、まつ毛エクステのメニューがある場合は、国家資格が必須です。

セラピストに必要な資格

セラピストをするにあたっても、特別に必要な資格は必要ありません。民間資格としては、リラクゼーションセラピスト認定資格試験やリラクゼーション検定、JRECリフレクソロジーマスタークラス、アロマテラピー検定などがあります。

専門的な知識と技術を習得できるため、スキルアップ・キャリアアップを目指せます。しかし、施術によっては、国家資格が必要なものあるため注意しましょう

マッサージは身体の治療を目的とした医療行為の一部であるため、あん摩マッサージ指圧師の国家資格が必要です。国家資格を取得せずにサロンの宣伝・広告などでマッサージという言葉を使用すると、法律違反になります。

エステサロン・リラクゼーションサロンそれぞれの開業方法

ここからは、エステサロンとリラクゼーションサロンの開業方法を紹介します。

事業計画を立てる

ターゲットの年齢層やメインにする施術、サロンのイメージなどを明確にします。資金計画では、内装工事や店舗の賃貸、設備・備品にかかる費用を見積もります。サービス内容や料金設定、自己資金額、利益予測など、事業計画を立てましょう。事業計画は、金融機関から融資を受ける際に必要です。

資金調達

開業資金を自己資金で賄えない場合は、資金調達方法について検討します。資金調達は、金融機関や日本政策金融公庫から融資を受けるもしくは、補助金・助成金を活用するなどの方法があります。

物件探し

ターゲットやサロンのイメージに合わせて、物件を選びましょう。自宅や賃貸物件、テナントなど、コンセプトや予算に応じて選択します。

機材を準備する

最後に、椅子や施術具など、サロンに必要な機材や備品などを準備します。

サロン開業前に必要な書類・手続き

最後に、サロン開業に必要な書類と手続きについて紹介します。

税務署に開業届出書を提出する

原則開業した日から1ヶ月以内に、開業届出書を税務署へ提出します。青色申告する場合は、青色申告承認申請書も提出します。青色申告では、最大65万円の特別控除を受けることが可能です。

このように、青色申告には税制面の優遇措置が設けられているため、節税効果が期待できます。なお、法人化する場合は、税務署への法人設立届出書の提出と自治体への届出も必要です。

保健所への届出提出が必要なケースもある

エステサロンでシェービングやまつ毛パーマなどの施術がある場合は、保健所に美容所開設届出書を開業日の約1~2週間前に提出しましょう。

リラクゼーションサロンであん摩や鍼灸などの医療行為を取り入れる場合は、保健所への届出が必要です。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格を有している場合は、施設所開設届出書を開業後10日以内に提出します。

まとめ

この記事では、エステとリラクゼーションの違いと、開業前におさえておきたいポイントについて伝えました。エステサロンでは美容目的、リラクゼーションサロンでは心身のリフレッシュを目的に施術が提供されている違いがあります。なお、エステティシャン・セラピストには、特別な資格は必要ありません。しかし、身体の治療を目的とした施術では、国家資格が必要になるため注意が必要です。サロンの開業には、税務署へ開業届の提出と保健所への届出が必要なケースもあります。サロンの開業を考えている人は、エステサロンとリラクゼーションサロンの違いをしっかり理解して準備を進めてください。

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